「無料でどこまで使えるか」は、AIごとにまったく違います。 同じ「無料プラン」でも、片方でできることが、もう片方では有料だったりします。

たとえば画像生成。Geminiは無料の欄に入っていますが、Perplexityは無料では使えません。外部ツールとの連携は、Claudeなら無料でできます。

この記事の要点

  • ChatGPTはテキストが無制限。ただしツール類は制限あり
  • Claudeは無料でコネクタ・拡張思考まで使える
  • Geminiは無料で画像生成・Deep Research・Liveが入っている

主要6社の無料枠

各社の公式ページで確認した内容です。◎=無料の欄に明記/△=制限つき/✕=無料では使えない

ChatGPTClaudeGeminiPerplexityGrokCopilot
テキストチャット◎ 無制限◎(基本検索は実質無制限)
Web検索◎(軸の機能)◎ リアルタイム+X
画像生成△ 制限つき・低速✕(生成は非対応)◎ 生成と編集✕(有料)
ファイルの読み込み△ 制限つき◎(作成と実行も)△ 限定的◎ 20ファイル・50MBまで
音声△ 制限つき◎ Gemini Live◎ 音声モード
深い調査△ 制限つき◎ Deep Research△ ごく限られた回数
メモリ△ 制限つき◎ 会話をまたぐ
外部ツール連携◎ コネクタ(MCP)◎ Gem など◎ コネクタ
上位モデル△ 制限あり

※確認日:ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityは2026年8月12日、Grokは8月11日、Copilotは8月9日。「—」は無料欄に明記がなかった項目です。

🔍 編集部の本音 この表を作って驚いたのは、Claudeの無料枠の広さでした。コネクタ(外部ツール接続)と拡張思考が無料の欄に入っている。一方で画像生成はそもそも機能として持っていない得意分野がそのまま無料枠に出ています。

各社の「無料の性格」

表だけでは伝わらない部分を補足します。

ChatGPT:テキストは無制限、ツールで止まる

2026年8月時点で、無料プランのテキストチャットは無制限になりました(不正防止のガードレールの対象)。

ただし公式は同時に、メッセージに付随するアップロード・画像生成・音声チャット・ディープリサーチ・メモリをいずれも「制限あり」としています。画像生成は制限つきかつ低速とも書かれています。

文章のやり取りだけなら、無料で困りません。 止まるとしたらツール側です。仕組みはChatGPTの利用上限まとめへ。

Claude:連携と思考が無料で開いている

無料の欄に入っているものが、他社と毛色が違います。

  • Web検索
  • 会話をまたぐメモリ
  • ファイルの作成とコード実行
  • SlackとGoogle Workspaceの接続
  • コネクタ(リモートMCP)
  • 拡張思考

外部ツールにつないで作業させる、という使い方が無料で試せます。 一方、画像生成はできません(機能として持っていない)。上限の考え方はClaudeの利用上限とリセットへ。

Gemini:作る機能が無料に入っている

無料(¥0)の欄が広いのが特徴です。

  • 画像の生成と編集
  • Deep Research
  • Gemini Live(音声)
  • CanvasGemGemini Notebook
  • 15GBのクラウドストレージ(Gmail・ドライブ・フォト共通)

「無料で画像を作りたい」「無料で深い調査をしたい」なら、まずここです。 上位モデルへのアクセスは制限つきです。

Perplexity:無料は「調べる」に絞られる

公式の記載では、無料(Standard)に検索履歴・実質無制限の基本検索・ごく限られた回数のPro Search・基本的なファイルアップロードが含まれます。

そのうえで、高度なAIモデル・画像生成・プレミアムサポートへのアクセスはないと明記されています。

出典つきで調べる、という核の体験は無料で味わえます。 ただし作る用途には向きません。

Grok:リアルタイム検索が無料

無料($0)に、リアルタイムのWeb・X検索音声モードコネクタが入っています(公式は「寛大な制限の範囲内で」と説明)。

いま起きていることを調べる用途が、無料で使えます。 画像・動画の生成は有料です。

Copilot:Officeの中に入るかどうか

無料でも、Web上・Windows・アプリでCopilotが使えます。ファイルは1回の会話で最大20個・1ファイル50MBまでアップロードできます。

分かれ目は「Officeアプリの中で使いたいか」です。 Word・Excel・PowerPoint・Outlookのデスクトップアプリで使うには、**Microsoft 365 Personal(年額¥21,300)**などが必要になります。

注意点がひとつ。 ExcelのCopilotは自動保存が必要で、OneDriveに保存されたファイルでないと動きません

やりたいこと別に選ぶ

「どれが一番いいか」ではなく、「無料で何をしたいか」で決まります。

無料でやりたいこと向いているもの
文章を大量にやり取りしたいChatGPT(テキスト無制限)
画像を作りたいGemini(生成と編集が無料)
深い調査をしたいGemini(Deep Research)/Perplexity(出典つき)
いま起きていることを調べたいGrok(リアルタイムWeb・X検索)
外部ツールにつないで作業させたいClaude(コネクタが無料)
音声で使いたいGemini LiveGrok
Officeファイルを扱いたいCopilot(アプリ内利用は有料)

複数を無料で併用するのが、いちばん賢い使い方だと思います。1つに絞る理由は、無料の範囲ではあまりありません。

用途からの選び方はAIツールの選び方、有料に上げる判断はAIツール料金比較にまとめています。無料ツールを用途別に探すなら無料で使えるAIツールまとめへ。

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比較するときの注意

回数は比較できません。 どの社も、無料枠の具体的な回数を公表していないためです。「無料は1日◯回」と書いている情報は、公式の裏づけがありません。

そして、無料枠は頻繁に変わります。 ChatGPTのテキスト無制限化も2026年8月の変更です。契約や乗り換えを判断する前に、必ず各社の公式ページで最新を確認してください。

FAQ

Q. 結局どれが一番無料で使えますか? A. やりたいことによって変わります。 テキスト量ならChatGPT、画像生成と深い調査ならGemini、外部連携ならClaude、リアルタイム性ならGrokです。

Q. 無料で画像を作れるのはどれですか? A. Geminiは無料の欄に「画像の生成と編集」が入っています。Copilotも無料で画像生成が使えます。Perplexityは無料では使えずClaudeは画像生成の機能自体を持っていません

Q. 無料で外部ツールとつなげますか? A. Claudeは無料でコネクタ(リモートMCP)が使えます。Grokも無料の欄にコネクタが入っています。

Q. 無料で何回まで使えますか? A. 各社とも具体的な回数は公表していません。 「実質無制限」「寛大な制限の範囲内で」といった表現にとどまります。

Q. 無料で足りますか? A. 文章の相談や調べ物が中心なら、多くの場合は足ります。有料が効いてくるのは、画像・動画の生成を毎日回す場合や、Officeアプリの中で使いたい場合です。

Q. 複数を使い分けてもいいですか? A. むしろおすすめです。 無料の範囲は各社で違うので、得意なところだけ使うほうが合理的です。

まとめ

  • 無料でできることは各社で大きく違う。同じ「無料」ではない
  • ChatGPT=テキスト無制限、ツールは制限あり
  • Claude=コネクタ・拡張思考・メモリまで無料。画像生成はなし
  • Gemini=画像生成・Deep Research・Live が無料。15GBストレージつき
  • Perplexity=調べる用途に特化。高度モデルと画像生成は無料では不可
  • Grok=リアルタイム検索・音声・コネクタが無料
  • Copilot=Officeアプリ内で使うかが有料の分かれ目
  • 回数はどこも非公表。無料枠は改定が速いので公式で確認する

次に読む:AIツールの選び方AI学習は何から始める?


※無料プランの内容は頻繁に変更されます。本記事は各社公式ページの確認日時点の情報です(ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexity:2026年8月12日/Grok:8月11日/Copilot:8月9日)。利用前に必ず各社の公式サイトでご確認ください。

出典

最終更新:2026年8月12日/fondantAI編集部