コネクタは、Grokに自分のデータを見せるための入口です。

Gmail、Googleドライブ、Outlook、Teams、SharePoint、Salesforce——これらを接続すると、Grokがオンデマンドでデータを参照できるようになります。

そして公式の料金ページでは、無料プランの欄にも「Connectors」が挙げられています。

この記事の要点

  • 接続先はビルトイン7種+OAuthカタログ
  • 料金ページでは無料プランの欄にも記載がある
  • 法人利用は管理者のプロビジョニングが先

接続できるサービス

公式ドキュメントに挙げられているビルトインコネクタです。

サービス内容
Gmail & Google Calendarメールとカレンダー
Google Driveファイル、Docs、Sheets、Slides
OneDriveファイル
Outlook Mail & Calendarメールとカレンダー
Microsoft Teamsチャット・チャネル
SharePointドキュメント
SalesforceCRM

GoogleとMicrosoftの主要サービスが揃っています。

さらに、これ以外にもカタログがあります。

Grokは多くの一般的なサードパーティサービスのための事前設定されたOAuthコネクタのカタログを提供

完全なカタログは grok.com/connectors で確認できます。 ビルトインの7種類だけでない、という点は押さえておいてください。

接続の手順

3ステップです。

  1. grok.com/connectors にアクセスする
  2. [New Connector] をクリックしてサービスを選ぶ
  3. OAuthのサインインフローを完了する

公式は「Grokは必要な権限のみをリクエスト」すると記載しています。

一度接続すれば、初回サインイン以降の設定は不要です。 以降、Grokがオンデマンドでデータにアクセスします。

料金プランとの関係

公式料金ページの記載では、Free($0/月)の欄にも「Connectors」が挙げられています。 SuperGrok($30/月)の欄にも同様に記載があります。

「コネクタは有料機能」と思われがちですが、料金ページの表記は異なります。

ただし、プランによって機能の範囲や上限が異なる可能性は否定できません。 実際に使えるかどうかは、自分のアカウントで確認してください。プラン全体の比較はGrokでできることにまとめています。

法人で使う場合

Grok Business と Enterprise では、手順が1つ増えます。

チームの管理者は最初にクラウドコンソールでコネクタをプロビジョニングする必要があります

利用者が個別に接続する前に、管理者側の設定が必要ということです。

この構造は、組織で使う際には利点になります。 どのサービスへの接続を許可するかを、管理者側で決められるためです。

エージェント機能を含むツールを組織で選ぶ際の観点はAIエージェントの選び方にまとめています。

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カスタムMCPコネクタ

用意されたコネクタ以外に、MCPで独自に接続することもできます。

ただし条件があります。

MCPサーバーは公開インターネット経由で到達可能である必要があり、ローカルマシンで実行している場合はトンネリングサービスが必要です

これが実装時の最初の壁になります。

手元のPCでMCPサーバーを動かしているだけでは、Grokから到達できません。 トンネリングサービスを使って外部から到達可能にする必要があります。

MCPそのものの仕組みはMCPとは?で解説しています。

🔍 編集部の本音 コネクタは便利ですが、接続した瞬間に「AIが自分のメールとファイルを見られる状態」になります。 これは機能の問題でなく、運用の問題です。全部つなぐのでなく、必要なものだけつなぐ。 使い終わったら見直す。この習慣がないと、何がどこまで見られるか把握できなくなります。

つなぐ前に決めること

接続は数クリックで終わりますが、判断は先にしてください。

決めること内容
何のためにつなぐか具体的な用途を1つ決める
その用途に必要なサービスはどれか全部つながない
業務のデータを扱ってよいか会社のルールを確認する
接続を解除する方法先に確認しておく

3番目が最も重要です。

Gmailや社内のSharePointをつなぐということは、その中身をAIが参照できる状態にするということです。 会社のアカウントで使う場合、社内のAI利用規程を先に確認してください。

各社のデータの扱いについては社内情報を学習させない設定にまとめています。

他社の同種機能

「コネクタ」という名称と仕組みは、他社にもあります。

会社該当機能詳しく
xAI(Grok)コネクタこの記事
Anthropic(Claude)コネクタClaudeのコネクタの使い方
Microsoft(Copilot)Microsoft 365内のデータへのアクセスCopilotのエージェントとは?

発想は共通で、OAuthで外部サービスに接続し、AIが必要なときに参照するという構造です。

違いが出るのは、対応サービスの範囲と、組織での管理機能です。

FAQ

Q. Grokのコネクタは無料で使えますか?

A. 公式料金ページでは、Free($0/月)の欄にも「Connectors」が挙げられています。 ただしプランによって機能の範囲や上限が異なる可能性はあるため、自分のアカウントで確認してください。

Q. どんなサービスにつなげますか?

A. ビルトインでGmail & Google Calendar、Google Drive、OneDrive、Outlook Mail & Calendar、Microsoft Teams、SharePoint、Salesforceです。加えて、事前設定されたOAuthコネクタのカタログがあり、grok.com/connectors で確認できます。

Q. 接続はどうやりますか?

A. grok.com/connectors → [New Connector] → サービスを選択 → OAuthのサインインの3ステップです。一度接続すれば、以降の設定は不要です。

Q. 会社で使う場合は何が違いますか?

A. Grok Business と Enterprise では、チームの管理者が先にクラウドコンソールでコネクタをプロビジョニングする必要があります。 利用者が個別に接続する前の段階です。

Q. 独自のシステムにつなげますか?

A. カスタムMCPコネクタで可能です。 ただしMCPサーバーが公開インターネット経由で到達可能である必要があり、ローカルマシンで実行している場合はトンネリングサービスが必要です。

Q. つなぐと何が見られるようになりますか?

A. 接続したサービスのデータに、Grokがオンデマンドでアクセスできるようになります。 会社のアカウントで使う場合は、社内のAI利用規程を先に確認してください。

まとめ

  • ビルトインはGmail & Googleカレンダー/Googleドライブ/OneDrive/Outlook/Teams/SharePoint/Salesforce
  • それ以外にもOAuthコネクタのカタログがある(grok.com/connectors)
  • 手順は**[New Connector] → サービス選択 → OAuth**の3ステップ
  • 料金ページでは無料プランの欄にも記載がある
  • Business / Enterprise は管理者のプロビジョニングが先
  • カスタムMCPは、サーバーが公開インターネット経由で到達可能である必要がある
  • 全部つながない。 用途を決めてから、必要なものだけ接続する

Grok全体でできることはGrokでできること、画像・動画の生成はGrokのImagineで画像・動画を作る方法にまとめています。