「Canvas」を探してこのページに来た方へ。いま同じことは、チャットの中の「文章ブロック」と「コードブロック」でできます。

別画面を開く機能ではなく、回答そのものが編集できる領域として返ってくる形に変わりました。やれることはむしろ増えていて、コードのプレビューやPythonの実行までチャットの中で完結します。

この記事の要点

  • 文章ブロック=下書きをその場で直接編集できる領域
  • コードブロックプレビューPython実行まで対応
  • できる操作はプラン・端末・ワークスペース設定・モデルで変わる

いま何がどうなっているか

公式の説明では、文章とコーディングの機能はチャットの回答の中に直接、次の2つの形で提供されます。

ブロック何のためのものか
文章ブロックメール・メッセージ・SNS投稿・文書など、下書きテキストを編集できる領域
コードブロックコードとプレビュー内容を回答の他の部分と分離し、読む・編集・コピー・プレビュー・実行をしやすくする

先に知っておいてほしい但し書きがあります。 公式は繰り返しこう書いています。

利用できるアクションは、ブロックの種類・お使いの端末・プラン・ワークスペースの設定・モデル・機能の提供状況によって異なります。

手順どおりに動かない理由は、たいていこれです。 「自分の画面にその操作がない」ことは普通に起こります。

文章ブロックの使い方

作らせ方

ChatGPTは、あなたが手直しして使いそうな文章を作るとき、自動で文章ブロックに入れることがあります。もちろん、こちらから頼んでも構いません。

公式が挙げているプロンプト例です。

  • 「上司への返信メールの下書きを作って」
  • 「チーム向けの短いSlack更新を書いて」
  • 「このメモを1ページの文書にして」

「下書きとして直せる形で欲しい」と伝わる頼み方がコツです。

できる操作

対応している場合、次のことができます。

  • ブロックを選んで、テキストを直接編集する
  • テキストをコピーする
  • 選択した部分だけ、または下書き全体の修正をChatGPTに頼む
  • 全画面の編集ビューで開く
  • AIによる編集を元に戻す/やり直す
  • 対応するメールの下書きを、ChatGPTから直接送信する、またはメールアプリで開く
  • 対応する文書の下書きを、ライブラリに保存する

「選択した部分だけ直させる」ができるのが、チャットで頼むのとの決定的な違いです。 全文を作り直させると、直っていない部分まで変わってしまいます。ここだけ、と範囲を切れるのが編集領域の価値です。

使える書式

文章ブロックは、次の書式に対応しています。

太字・斜体/見出し/リンク/箇条書き・番号付きリスト/チェックリスト

チェックリストが使えるのは地味に効きます。 手順書やタスクの下書きを、そのまま使える形で受け取れます。

コードブロックの使い方

ChatGPTは通常、コードをコードブロックに入れます。対応している場合、次のことができます。

  • コードをコピーする
  • 言語ラベル(Python、JavaScript、HTMLなど)を確認する
  • 直接編集する/ChatGPTに編集を頼む
  • 全画面で開く
  • Code と Preview を切り替える
  • Pythonコードを実行して、コンソール出力を見る
  • 読み取り専用リンクを共有する(共有が使える場合)

プレビューできるもの

ここは知っておくと使い道が広がります。 公式が挙げているプレビュー対応の内容です。

対応している内容
HTMLページ
Reactコンポーネント
SVG画像
Mermaid図
Vega / Vega-Liteチャート

Mermaid図が入っているのは、エンジニア以外にも効きます。 業務フローや組織図を「文章で説明して → 図にして」と頼めば、その場で図として確認できます。

Previewのボタンが出ないときは、そのコードブロックがプレビューに対応していないというだけです。

Pythonを実行する

対応するPythonコードは、Run を選ぶとコードワークスペースが開き、出力やエラーをコンソールで確認できます。実行中のコードは停止もできます。

安全面の仕様も明記されています。

  • プレビューとコード実行はサンドボックス環境で行われる
  • プレビューが外部のリソースを必要とする場合、接続前にChatGPTが許可を求めることがある
  • ワークスペースの管理者は、コード実行とネットワークアクセスの可否を制御できる

会社のアカウントで実行できない場合は、管理者の設定を確認してください。プログラミングでの使い方全般はAIでプログラミングする方法にまとめています。

🔍 編集部の本音 「Canvasがなくなった」と聞くと後退のように感じますが、中身は前進しています。別画面を開かずに、同じ会話の流れのまま直せるほうが手数は少ない。名前が消えただけで、機能は統合されて強くなった、というのが実態に近いです。

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編集は保存されるのか

公式の記載です。

  • 編集は少し遅れて会話とともに保存される
  • ChatGPTは、後続の質問で最新版を使える
  • 一時チャットでは、会話が終わったあとに編集が残らない場合がある

2つ目が実務では効きます。 直したあとに「これを踏まえて要約して」と頼めば、直した後の版で答えてくれます。直す前の版に戻って混乱する、ということが起きにくい。

逆に、一時チャットで長い文書を作り込むのは避けたほうがいいということでもあります。残らない前提です。

継続して使う資料はChatGPTのプロジェクト機能に置くほうが向いています。

他のAIの似た機能

位置づけ
ChatGPTの文章/コードブロックチャットの中で直接編集。プレビューとPython実行まで
Claudeのアーティファクト成果物を横のパネルに出して作り込む

どちらも「AIの返事をコピペして整える」手間を減らすための仕組みです。長い文章やコードを扱うなら、この形に慣れておくと作業が速くなります。

FAQ

Q. Canvasはなくなったのですか? A. 旧来のCanvasのヘルプ記事は見当たらず、いまはチャット内の文章ブロック・コードブロックとして案内されています。やれることは引き継がれ、プレビューやPython実行まで含まれています。

Q. どうすれば文章ブロックが出ますか? A. ChatGPTが手直しして使いそうな文章と判断したときに出ます。「下書きを作って」「1ページの文書にして」のように、直して使う前提で頼むと出やすくなります。

Q. 一部だけ直させることはできますか? A. できます。選択した部分だけ、または下書き全体の修正をChatGPTに頼めます(対応している場合)。

Q. 図を作らせることはできますか? A. Mermaid図SVG画像はプレビューに対応しています。フローや構成図を、その場で見ながら直せます。

Q. Pythonを実行できますか? A. 対応するコードブロックで Run を選べば実行でき、コンソールで出力とエラーを確認できます。サンドボックス環境で動きます。

Q. 操作ボタンが見当たりません。 A. 公式に、利用できるアクションはブロックの種類・端末・プラン・ワークスペース設定・モデル・提供状況で異なると書かれています。会社のアカウントなら管理者の設定も確認してください。

Q. 編集した内容は残りますか? A. 少し遅れて会話とともに保存されます。ただし一時チャットでは残らない場合があるとされています。

まとめ

  • Canvasにあたる機能は、いまチャット内の文章ブロック/コードブロック
  • 文章ブロックは直接編集・部分修正・全画面・元に戻すに対応。チェックリストも使える
  • コードブロックはプレビュー(HTML・React・SVG・Mermaid・Vega)とPython実行まで
  • 実行はサンドボックス。会社では管理者が可否を制御できる
  • 編集は会話とともに保存され、後続の質問で最新版が使われる
  • 一時チャットでは編集が残らない場合がある

次に読む:ChatGPTでできること全ガイド事務職の仕事はAIでなくなる?


※機能・提供条件は変更されることがあります。最新の情報はOpenAIの公式ヘルプでご確認ください。

出典

最終更新:2026年8月12日/fondantAI編集部