ChatGPTでは、言葉で説明するだけで画像を作れます。作成だけでなく、編集・保存・管理までまとめて扱えます。
ただし、この記事では順番を変えます。「作り方」より先に「仕事で使ってよいか」を扱います。 作ってから使えないと分かるのが、いちばん時間の無駄だからです。
この記事の要点
- 仕事で使う予定なら、作る前に規約を確認する
- 狙った絵を出す指示は4要素:被写体・構図・雰囲気・用途
- 直すときは作り直させない。「そこだけ」と範囲を切る
先に:仕事で使う前の確認
生成した画像を業務で使う場合、作る前に次を確認してください。
- 商用利用が認められる条件:利用しているプランと規約によって扱いが異なります
- 提出先のルール:発注元やクライアントが生成AIの使用を認めていない場合があります
- 社内のルール:所属先で制限が定められていることがあります
「技術的に作れる」ことと「使ってよい」ことは別です。 権利まわりの考え方は画像生成AIの商用利用の注意点にまとめています。個別の可否は各社の公式情報でご確認ください。
やめておいたほうがよい指示
- 特定の作家名・ブランド名を挙げて「〜風に」と指定する
- 実在の人物を生成する
- 他社のロゴや商標を含める
これらは、生成できたとしても使いどころが限られます。 特に1つ目は、指定した名前が結果に強く出るため、公開時に問題になりやすい領域です。
指示の4要素
「呪文」を覚える必要はありません。次の4つを書けば、たいてい狙いに近づきます。
| 要素 | 書くこと | 例 |
|---|---|---|
| 被写体 | 何を描くか | 「ノートパソコンで作業する人」 |
| 構図 | どう写すか | 「斜め上から」「手元だけ」「全身」 |
| 雰囲気 | どんな印象か | 「明るく清潔感のある」「落ち着いた」 |
| 用途 | 何に使うか | 「社内資料の挿絵に使います」 |
4つ目が効きます。 用途を伝えると、その場に合う情報量や余白の取り方に寄っていきます。
例
社内向け資料の扉絵に使う画像を作ってください。 被写体:オフィスでノートパソコンに向かう人(顔ははっきり描かない) 構図:斜め上から、机の上が見えるように 雰囲気:明るく、清潔感がある。色数は少なめ 用途:説明資料の扉。上部にタイトルを載せるので、上側に余白を残してください
最後の一文のような実用的な条件が、実際にはいちばん役に立ちます。
直したいときの伝え方
一発で完成することは稀です。修正の伝え方で、やり直しの回数が変わります。
| 直したいこと | 伝え方 |
|---|---|
| 一部だけ変えたい | 「〇〇だけ変えて、他はそのままで」 |
| 明るさ・色味 | 「もう少し明るく。構図は変えないで」 |
| 情報が多すぎる | 「要素を減らして、シンプルに」 |
| 方向性が違う | 「別の案を3つ。それぞれ違う構図で」 |
1行目が基本です。 「他はそのままで」を付けないと、全体が作り直されて、良かった部分まで変わります。
方向性から違う場合は、直すより複数案を出させて選ぶほうが速く着地します。
うまくいかないときの原因
- 指示が抽象的:「おしゃれな感じ」では基準が伝わりません。色数・構図・余白など、測れる言葉に置き換えてください
- 要素を詰め込みすぎ:1枚に多くを求めると、どれも中途半端になります。1枚1メッセージが基本です
- 文字を入れようとしている:画像内の文字は崩れやすい傾向があります。文字は後から資料側で載せるほうが確実です
3つ目は覚えておくと役に立ちます。タイトルやキャプションは画像に描かせず、資料やスライドの側で入れてください。
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ChatGPTの画像生成は、会話の流れでそのまま作れる手軽さが持ち味です。資料を作りながら「ここに挿絵が欲しい」と思った瞬間に頼めます。
一方で、表現の作り込みや大量生成を重視するなら、専用のツールのほうが向く場面もあります。比較は画像生成AI比較にまとめています。
指示の実例をもっと見たい場合はAI画像プロンプト実例集へ。
使いどころ
| 向く | 向かない |
|---|---|
| 資料の挿絵・アイキャッチ | 実在の人物・商品の正確な描写 |
| アイデアの可視化・ラフ | 文字を含むデザイン |
| 社内向けのイメージ共有 | 権利の確認が済んでいない対外物 |
| 構図の検討 | 細部の正確さが求められる図解 |
最後の行に注意してください。 手順図や構造図のように正確さが要る図は、生成AIより作図ツールのほうが確実です。
FAQ
Q. 無料でも使えますか? A. プランによって利用できる範囲や回数が異なります。変更されることがあるため、公式情報でご確認ください。
Q. 作った画像を仕事で使えますか? A. 利用規約とプランによって扱いが異なります。作る前に確認してください。加えて、提出先や所属先のルールも確認が必要です。
Q. 画像の中の文字がおかしくなります。 A. 画像内の文字は崩れやすい傾向があります。文字は画像に描かせず、資料やスライドの側で載せるのが確実です。
Q. 同じ人物を別の絵でも出したいのですが。 A. 完全に同一の人物を再現するのは難しい場合があります。顔をはっきり描かない構図にするなど、設計側で回避する方法もあります。
Q. 「〇〇風」と指定してもいいですか? A. 特定の作家名やブランド名を挙げた指定は避けたほうが無難です。雰囲気を言葉で説明する(色数・線の太さ・明るさなど)ほうが、後で困りません。
Q. 一部だけ直せますか? A. できます。**「〇〇だけ変えて、他はそのままで」**と範囲を切ってください。切らないと全体が作り直されます。
まとめ
- 仕事で使う予定なら、作る前に規約・提出先・社内ルールを確認する
- 指示は4要素:被写体・構図・雰囲気・用途。用途を書くと精度が上がる
- 直すときは「〇〇だけ変えて、他はそのままで」。方向性が違うなら複数案を出させる
- 文字は画像に描かせない。資料側で載せる
- 特定の作家名・ブランド名の指定は避ける
- 正確さが要る図は、生成AIより作図ツールが確実
次に読む:画像生成AIの商用利用の注意点/AI画像プロンプト実例集/Webデザイナーの仕事はAIでどう変わる?
※機能・提供範囲・利用規約は変更されることがあります。商用利用の可否を含め、最新の情報は各社の公式情報でご確認ください。
出典
- OpenAI ヘルプセンター 画像機能に関する記事(2026年7月26日確認)
- OpenAI 利用規約・公式情報(2026年7月26日確認)
最終更新:2026年7月26日/fondantAI編集部
