E資格(エンジニア資格)とは、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施する、ディープラーニングを「実装できる」エンジニア向けの資格です。 G検定が「知識を問う」試験なのに対し、E資格は「作れる力」を問います。最大の特徴は、受験するにはJDLA認定プログラム(認定講座)の修了が必須なこと。誰でも受けられるG検定とは、ここが決定的に違います。2026年の受験料は一般33,000円(税込)、合格率は約7割です(出典:JDLA)。

この記事の要点

  • E資格は実装できるエンジニア向け。受験に認定プログラム修了が必須
  • 2026年の受験料は一般33,000円、合格率は約69%
  • 合格率は高めだが「認定講座を修了した人」の中での数字

E資格の試験概要(2026年)

項目内容
主催日本ディープラーニング協会(JDLA)
受験資格JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了
受験料一般33,000円/学生22,000円/協会会員27,500円(税込)
出題形式選択式
出題範囲数学的基礎・機械学習・深層学習の基礎/応用・開発運用環境の5科目
合格率約69%(2026年第1回。回により変動)

(出典:JDLA公式・2026年結果発表)

最大の特徴:認定プログラムの修了が必須

E資格は、受験するだけで前提条件があります。 JDLAが認定した講座(認定プログラム)のいずれかを、試験日の過去2年以内に修了していないと受験できません。

2026年時点で認定プログラムは32種類あり、未経験者向けから実務経験者向けまでレベルはさまざまです。つまりE資格を目指すことは、「認定講座を受ける」こととセットになります。どの講座を選ぶかはE資格のJDLA認定プログラム比較で解説します。

難易度:合格率7割の読み方

E資格の合格率は約7割と高めですが、これを「簡単」と考えるのは誤りです。理由は2つあります。

  1. 受験者は認定プログラムを修了した人だけ——つまり、すでに一定の学習を終えた人の中での7割です
  2. 出題には数学・機械学習・深層学習の実装レベルの知識が含まれ、プログラミングや数学の基礎が前提になります

「準備した人の7割が受かる」試験であり、無勉強で受かるものではありません。

E資格とG検定の違い

E資格G検定
対象実装するエンジニア活用する人全般
受験資格認定プログラム修了が必須制限なし(誰でも)
問われる力実装力・数理知識・全体像
受験料33,000円13,200円

「AIを作る側」ならE資格、「AIを使う・判断する側」ならG検定が目安です。G検定の詳細はG検定とは?難易度・合格率をどうぞ。

FAQ

Q. E資格は未経験でも取れますか? A. 認定プログラムには未経験者向けもあります。ただし数学・プログラミングの学習は必要で、G検定より難易度は上がります。

Q. 認定プログラムはどれくらいの期間・費用がかかりますか? A. 講座により幅があります。数ヶ月・数十万円規模のものが多く、給付金対象の講座もあります。

Q. E資格を取ると就職・転職で有利ですか? A. 実装力の証明にはなりますが、資格だけで採用が決まるわけではありません。実務やポートフォリオと合わせて評価されます。

まとめ

  • E資格は実装できるエンジニア向け。受験に認定プログラム修了が必須
  • 2026年の受験料は一般33,000円、合格率約69%
  • 合格率は高めだが「学習を終えた人の中での数字」。数学・プログラミングが前提

次に読む:E資格のJDLA認定プログラム比較G検定とは?


※試験制度・料金は変更されることがあります。受験前に必ずJDLA公式サイトで最新情報をご確認ください。

出典

  • 一般社団法人日本ディープラーニング協会「E資格とは」
  • JDLA 2026年 E資格 結果発表

最終更新:2026年7月6日/fondantAI編集部