Geminiでは、プロンプトから画像を生成し、生成した画像を編集できます。 資料の挿絵、アイデアの可視化、図やインフォグラフィックの作成に使えます。
ただし、「生成」と「編集」で条件が違います。 そして、無料と有料で解像度が違います。 ここを先に押さえてください。
この記事の要点
- 生成は13歳以上、編集は18歳以上。機能が出てこない原因はここのことが多い
- ダウンロードの解像度は、無料が1K・Google AIプランが2K
- 公開前の権利確認と検証は、公式が明記している義務
何ができるか
公式に挙げられている主な機能です。
| できること | 中身 |
|---|---|
| 図・インフォグラフィックの作成 | より正確な情報にもとづいて作れる |
| キャラクターの一貫性 | 複数の画像で、人物やキャラクターの外見を維持できる |
| 部分修正 | 画像の一部だけに、すばやく変更を加えられる |
| テキストの描画 | サポートされている言語で、スペルがより正確な文字を入れられる |
| 複雑な指示への追従 | 込み入ったリクエストの詳細を把握する |
| 高画質の出力 | 高解像度でプレビューできる |
2番目と3番目が、実務で効く部分です。
同じ人物を別の場面で描き直せること、そして全部を作り直さずに一部だけ直せること——この2つがあると、使いものになる画像に近づけやすくなります。
年齢条件に注意
「機能が見当たらない」原因の多くはここです。
| やること | 条件 |
|---|---|
| 画像を生成する | 13歳(または居住国の該当する年齢)以上 |
| 画像を編集する | 18歳以上 |
公式には、**「18歳未満のユーザーは、画像編集機能を利用できません」**と明記されています。
また、学校用アカウントの場合はアクセス制限が異なることがあります。 さらに、一部のバージョンでは、対応する言語と国に限定されるとされています。
「使えるはずなのに出てこない」ときは、まずここを確認してください。
画像を生成する
手順はシンプルです(パソコンの場合)。
- gemini.google.com にアクセスする
- 左上の「サイドバーを開く」から [画像] をクリック
- テンプレートを選ぶか、プロンプトを入力する
公式に挙げられているプロンプトの例です。
自然に囲まれた古びた山道を走る未来の自動車の画像を生成して
サーフボードに乗っている犬の画像を作成して
スプラッシュを多用した水彩画風で、1本の川が流れるジャングルの画像を作成して
3つ目に注目してください。 「水彩画風で」「スプラッシュを多用した」——画風と技法を指定しているのが、良い例です。
指示の書き方
出てくる画像の質は、指定の細かさで変わります。
| 指定する要素 | 例 |
|---|---|
| 被写体 | 何が、どんな状態で |
| 構図 | 正面/俯瞰/寄り/引き |
| 画風 | 水彩/写実/線画/フラット |
| 色 | 全体のトーン、避けたい色 |
| 用途 | 「資料の見出し用」「横長で」 |
「かっこいい画像」では指定になりません。 何をもってそう言うのかを、言葉にしてください。
画像を編集する
生成した画像を、そのまま直せます。(18歳以上)
- サイドバーから [ライブラリ] をクリック
- 編集する画像を選ぶ(アップロードした画像でも可)
- 画像の下のチャットアイコンをクリック
- どう直したいかをプロンプトで書く
公式によると、次のこともできます。
- アップロードした画像の編集を依頼する
- 複数の画像をアップロードして、それらをもとに新しい画像を作らせる
「全部作り直す」より「ここだけ直す」ほうが、結果的に速い——これは文章でも画像でも同じです。
解像度とプランの違い
無料と有料の、いちばん分かりやすい差です。
| ダウンロードできる解像度 | |
|---|---|
| AIプランを利用していない場合 | 1K |
| Google AI プラン | 2K |
印刷や大きく表示する用途なら、ここが効いてきます。 画面で見るだけなら1Kでも足ります。
また、有料サブスクリプションでは、上位の画像モデルで画像を再生成できます。 手順は、生成後に右下のその他アイコン → [Pro でやり直す] です。公式には、テキストを含む画像やインフォグラフィックで、より多くのディテールを追加できるとされています。
注意点: 標準モデルの1日の使用量上限に達すると、上位モデルでの再生成もできなくなります。
モデルの違い
公式には3種類が挙げられています。選び方の要点だけ整理します。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 軽量版(Flash-Lite設定時) | 速度重視。 複数画像の参照や複数回の編集には対応しない |
| 標準版(Flash/Pro設定時) | 速度と品質、実世界の知識、文字描画のバランス。複数の参照画像に対応 |
| 上位版(Google AIプラン・Pro設定時) | 最高水準の知識、高度な文字・言語機能、優れた一貫性 |
参照画像を使うなら、軽量版は避けてください。 対応していません。
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あまり知られていない機能です。
自撮り動画と音声録音から、アバターを作成できます。 これを使うと、毎回写真をアップロードしなくても、自分の画像を作れます。
便利ですが、扱いには注意してください。 自分の顔から作るものなので、生成した画像の使い道は慎重に判断してください。
公開する前に
公式が、機能の説明より先に書いている注意です。
Gemini で画像を生成する際には、Google の利用規約(生成 AI の使用禁止に関するポリシーを含む)が適用されます。第三者の著作権やプライバシーの権利を侵害しないようにしてください。 Gemini アプリによって生成されたコンテンツを信頼したり、公開、使用する前に、自分自身で検証して慎重に判断してください
実務での確認項目に落とすと、こうなります。
- 既存の作品・キャラクターに似ていないか:特定の作風を指定した場合は要注意
- 実在の人物に見えないか:肖像・プライバシーの問題になります
- ロゴ・商標が混ざっていないか:背景に紛れ込むことがあります
- 文字が正しいか:それらしく見えて、綴りが違うことがあります
- 仕事で使う場合は、社内のルールを確認する
生成物の権利については生成AIと著作権にまとめています。「作れた」と「使ってよい」は別です。
なお、学校用アカウントを使う18歳未満のユーザーは、ドキュメントへのエクスポートができません。
向く用途・向かない用途
| 向く | 向かない |
|---|---|
| 資料の挿絵・アイキャッチ | 正確さが要る図面・地図 |
| アイデアの可視化 | 実在の人物・製品の描写 |
| 図・インフォグラフィックの下地 | 権利の確認を省ける場面 |
| 案を複数出して選ぶ | そのまま納品する成果物 |
**「たたき台を早く出す」**のがいちばん効く使い方です。デザイン職の変化はWebデザイナーの仕事はAIでどう変わる?、他ツールとの比較は画像生成AI比較、ChatGPT側の画像生成はChatGPTで画像を生成する方法にまとめています。
FAQ
Q. 無料で使えますか? A. 使えます。ただしダウンロードの解像度は1Kです。Google AIプランでは2Kになり、上位モデルでの再生成も使えます。
Q. 画像の編集ができません。 A. 編集は18歳以上が対象です。公式に「18歳未満のユーザーは、画像編集機能を利用できません」と明記されています。生成のほうは13歳以上です。
Q. 一部だけ直せますか? A. 直せます。部分修正に対応しています。[ライブラリ]から画像を開き、下のチャットアイコンから指示してください。
Q. 同じ人物を別の絵でも使えますか? A. キャラクターの一貫性に対応しており、複数の生成画像で外見を維持できるとされています。
Q. 参照画像を複数渡せますか? A. 標準版と上位版は複数の参照画像に対応しています。軽量版(Flash-Lite設定時)は対応していません。
Q. 生成した画像は仕事で使えますか? A. 公開・使用の前に自分で検証するよう、公式が明記しています。 既存作品との類似、実在人物、ロゴの混入、文字の誤りを確認してください。所属先のルールも先に確認を。
Q. 上位モデルでやり直せません。 A. 標準モデルの1日の使用量上限に達している可能性があります。上限に達すると、上位モデルでの再生成もできなくなります。
まとめ
- 生成は13歳以上、編集は18歳以上。学校用アカウントは制限が異なる場合あり
- 主な強みはキャラクターの一貫性と部分修正、そして文字描画
- ダウンロード解像度は無料1K/Google AIプラン2K
- 生成はサイドバー→[画像]、編集は**[ライブラリ]→チャットアイコン**
- 軽量版は複数の参照画像に非対応
- 公開前の検証は公式が明記した義務。 類似・実在人物・ロゴ・文字を確認する
次に読む:Geminiでできること全ガイド/画像生成AI比較
※機能・提供条件・年齢条件・解像度は変更されることがあります。最新の情報はGeminiアプリの公式ヘルプでご確認ください。
出典
- Google公式「Gemini アプリで画像を生成、編集する」(2026年7月26日確認)
最終更新:2026年7月26日/fondantAI編集部
