Geminiは、Googleが提供する対話型AIで、テキストだけでなく画像・音声・動画までまとめて扱えるマルチモーダルと、Googleサービスとの連携が持ち味です。 GmailやドキュメントといったGoogleの道具と地続きで使え、長い資料の読解や深い調べ物にも強みがあります。この記事では、Geminiでできることを全機能まとめて整理し、料金プランの違い、苦手なこと、使いこなしのコツまで解説します。

この記事の要点

  • できることは幅広い:チャット/Deep Research/NotebookLM/画像・動画生成/Gems/Google連携
  • 料金は「無料 → AI Plus → Pro → Ultra」の段階制。円建てで為替の影響を受けにくい
  • マルチモーダルとGoogle連携が最大の強み。多くの人は無料か入口プランで十分

Geminiとは:Google製のマルチモーダルAI

Geminiは、ChatGPTやClaudeと並ぶ主要な対話型AIのひとつです。持ち味は、画像・音声・動画・テキストを1つのモデルでまとめて扱えるマルチモーダルと、Googleサービスとの連携。長い資料やPDFの読解も得意で、調べ物や研究支援に強いのが特徴です。

中身のAIモデルには高性能な上位モデルと軽量モデルの段階があります。モデル名や版番号は数ヶ月ごとに変わるので、この記事では追いかけません。今の現行モデルは主要AIの現行モデルまとめで確認してください。

料金プラン:円建ての段階制

Geminiの個人向け料金は段階制です(2026年8月12日確認。円建てのため為替の影響を受けにくいのが特徴。最新は公式の料金ページで確認を)。

プラン月額使用量の上限ストレージ
無料¥015GB
Google AI Plus¥725無料版の2倍400GB
Google AI Pro¥2,900無料版の4倍5TB
Google AI Ultra¥14,500 / ¥32,000Proの5倍/20倍20TB〜

プラン選びで実際に効くのは「使用量の上限が何倍か」です。 公式もそこを前面に出しています。機能そのものより、どれだけ使えるかで分かれる作りです。

無料プランに何が入っているか

公式の無料欄に挙げられているものです。思っているより広いはずです。

  • 画像の生成と編集
  • Deep Research
  • Gemini Live
  • Canvas
  • Gem(自分専用アシスタント)
  • Gemini Notebook(リサーチ・文章作成のアシスタント)
  • 上位モデルへのアクセス(制限あり
  • クラウドストレージ 15GB(Gmail・ドライブ・フォト共通)

**有料で解禁される代表が「動画生成」**です。公式のPlus以降の説明に、2倍の上限に加えて動画生成などが使えると書かれています。

ポイントは、上のプランほど「使える回数・上限」が増えることです。料金には大容量のGoogleストレージなどが付く場合もあり、Googleサービスをよく使う人には相性が良いです。他ツールも含めた課金の考え方はAIツールの料金比較へ。

Geminiでできること:全機能ガイド

機能ひとことで言うと
チャット質問・文章作成・要約・翻訳の基本
Deep Researchウェブを深く調べてレポートにまとめる
NotebookLM自分の資料を読ませて根拠つきで答えさせる
画像・動画生成指示から画像・動画を作る
Gems用途特化の自分専用アシスタントを作る
Google連携Gmail・ドキュメント・YouTube等と地続きで使う

1. チャット:長文にも強い基本

やりたいことを日本語で頼むだけです。長い資料やPDFを読ませて要点を拾うのが得意で、画像を見せて質問することもできます。ウェブ検索と組み合わせて最新情報を調べさせるのも得意分野です。頼み方の基本はプロンプトの基本へ。

2. Deep Research:深い調べ物をレポートに

Deep Research(ディープリサーチ)は、複数のサイトを横断して調べ、根拠つきでレポートにまとめてくれる機能です。Google検索の基盤を生かした調査力が持ち味で、無料でも回数内で試せます。内容の正確さは最後に人が確認します。

3. NotebookLM:自分の資料を「情報源」にする

NotebookLM(ノートブックエルエム)は、自分がアップロードした資料だけを情報源にして、根拠つきで答えてくれる仕組みです。社内資料や論文をまとめて読ませ、「この資料のどこに書いてある?」と聞ける。ネットの一般論でなく手元の資料に基づく答えが欲しいときに向きます。

4. 画像・動画の生成

指示から画像を作る機能があり、資料の挿絵やアイデアの可視化に使えます。さらに動画の生成にも対応し、上位プランほど使える枠が増えます。商用利用の可否は用途や規約で変わるため、仕事で使う前に確認が必要です。画像生成ツールの比較は画像生成AI比較へ。

5. Gems:用途特化の自分専用アシスタント

Gems(ジェムズ)は、特定の役割や様式に特化したアシスタントを作れる機能です。「この文体で書く」「決まった手順で整理する」といった型を一度作れば、毎回同じ指示をせずに使えます。

6. Google連携:道具と地続きで使える

GeminiはGoogleの各サービスと連携でき、Gmailの下書き、ドキュメントの作成、YouTubeの要約などを地続きでこなせます。すでにGoogleを仕事や生活で使っている人ほど、導線が短くて済むのが利点です。

できないこと・苦手なこと

中立に、弱みも押さえておきましょう。

  • 回答のクセや正確さはプランや用途で差が出る:重要な事実は必ず裏取りが必要
  • もっともらしい誤り(ハルシネーション)はゼロにならない:数字や固有名詞は一次情報で確認する
  • Googleサービスをあまり使わない人には連携の利点が薄い:強みが生きる場面は人による

ChatGPT・Claude・Geminiの具体的な違いは文章生成AIの比較で機能表つきで解説しています。

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仕事での使いこなしのコツ

  1. 背景と用途を伝える:「誰向けに・何のために・どんな形式で」を添える
  2. 材料を渡す:長い資料はそのまま読ませる。手元の資料に基づかせたいならNotebookLMを使う
  3. Google連携を生かす:ドキュメントやGmailと行き来する作業は導線が短い
  4. 一度で完成させようとしない:会話で寄せていく

使うときの注意点

  • 機密データの扱い:会社の情報を入れてよいかは、所属先のルールを先に確認する
  • 事実は自分で確認:出力の数字・固有名詞は一次情報で裏を取る
  • 最終判断は人:下書きや調査は任せても、公開・提出前の確認は人が行う

FAQ

Q. 無料でどこまで使えますか? A. 基本のチャット・調べ物・画像生成に加え、Deep Researchも回数内で試せます。違いは主に使える回数・上限なので、まず無料で自分の用途に合うか確かめるのが損のない順番です。

Q. ChatGPTやClaudeとどう違いますか? A. Geminiはマルチモーダル(動画・音声まで)とGoogle連携が強み、ChatGPTは万能・拡張、Claudeは文章の質が強みです。詳しくは文章生成AIの比較へ。

Q. 料金は円で払えますか? A. Geminiのプランは円建てが基本のため、為替の影響を受けにくいのが利点です。最新の価格は公式の料金ページで確認してください。

Q. Googleを使っていなくても使えますか? A. 使えますが、GmailやドキュメントなどGoogleサービスをよく使う人ほど連携の利点が大きくなります。

まとめ

  • Geminiはマルチモーダル(画像・音声・動画)とGoogle連携が持ち味の対話型AI
  • 料金は円建ての段階制。多くは無料か入口プラン(AI Plus)で足りる
  • 長文読解・Deep Research・NotebookLMなど調べ物・研究支援に強い
  • Googleサービスをよく使う人ほど導線が短く、相性が良い

機能別の詳しい解説

この記事は全体の見取り図です。 気になった機能は、それぞれの記事で詳しく扱っています。

やりたいこと記事
調べものを任せてレポートにするディープリサーチ
文書・スライドを画面で作り込むCanvas
Gmail・ドライブの中身を扱うGoogle Workspace連携
自分専用のアシスタントを作るGem
資料・動画・音声を読ませるファイルの読み込ませ方
画像を生成・編集する画像生成
資料を聞ける形にする音声概要
音声で会話するGemini Live
手持ちの資料を読ませて使うNotebookLM

他AIとの違いは文章生成AIの比較、今の現行モデルは主要AIの現行モデルまとめへ。

次に読む:Geminiのディープリサーチとは?生成AIとは?仕組み・種類・できることを初心者にやさしく解説


※料金・機能は2026年8月12日時点の公式情報です。改定が多いため、最新は必ず公式サイトでご確認ください。

出典

最終更新:2026年8月12日/fondantAI編集部