プロンプト(AIへの指示)は、「役割・前提・タスク・形式・制約」の5つの要素で組み立てると、ぐっと精度が上がります。 うまくいかないのは多くの場合、指示が短すぎて情報が足りないからです。特別なセンスは要りません。この記事では、コピーして使える基本の型と業務別の例文、そして思い通りにならないときの直し方を解説します。

この記事の要点

  • 良いプロンプト=「役割・前提・タスク・形式・制約」を伝えたもの
  • 短い指示には短い答え。情報を足すほど精度が上がる
  • うまくいかないときは「追加で伝える・分割する・例を見せる」で直る

プロンプトの基本の型(5要素)

要素役割
役割AIに立場を与える「あなたはプロの編集者です」
前提・背景状況を伝える「読者は非エンジニアの社会人です」
タスクやってほしいこと「この文章を要約してください」
形式出力の形「箇条書きで3点、各50字以内」
制約条件・禁止事項「専門用語は使わない」

全部を毎回そろえる必要はありませんが、「思ったのと違う」ときは、たいてい5要素のどれかが抜けています。

そのまま使える例文

メール作成

あなたは営業担当です。初回商談後のお礼メールを作ってください。
相手は取引先の課長、商談は好感触でした。
丁寧・簡潔に、150字程度、です・ます調でお願いします。

要約

次の文章を、非エンジニアの上司向けに要約してください。
要点3つを箇条書きで、専門用語は避けてください。
(ここに文章を貼る)

アイデア出し

あなたはマーケターです。20代向けの新サービスの
キャッチコピーを10案出してください。
それぞれ20字以内、親しみやすいトーンで。

文章の改善

次の文章を、もっと分かりやすく書き直してください。
一文を短く、専門用語には説明を添えてください。
(ここに文章を貼る)

うまくいかないときの直し方

指示どおりにならないときは、次の順で直すと改善します。

  1. 足りない情報を追加する:「もっと短く」「相手は初心者」など、条件を足す
  2. タスクを分割する:一度に多くを頼まず、「まず構成→次に本文」と段階に分ける
  3. 例を見せる:「こういう感じで」と手本を1つ渡すと、AIが狙いを掴みやすくなる
  4. やり直しを頼む:「3案目をもっとカジュアルに」など、対話で調整する

AIとの対話は一発勝負ではありません。返ってきた答えを見て指示を足していくのが、うまく使うコツです。

FAQ

Q. 長いプロンプトほど良いのですか? A. 長さより「必要な情報が入っているか」です。役割・前提・形式・制約が伝わっていれば、簡潔でも精度は出ます。

Q. 毎回同じ指示を打つのが面倒です。 A. よく使うプロンプトはメモに保存して使い回すと効率的です。「型」を自分用にストックしていきましょう。

Q. 日本語と英語、どちらで指示すべきですか? A. 日本語で問題ありません。まずは普段の言葉で試してください。

まとめ

  • プロンプトは「役割・前提・タスク・形式・制約」の5要素で組み立てる
  • 短い指示には短い答え。条件を足すほど精度が上がる
  • 思い通りにならないときは、追加・分割・例示・やり直しで直す

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※AIツールの挙動は製品・バージョンにより異なります。まずは手元のツールで試しながら調整してください。

出典

  • プロンプト設計に関する一般的な公開情報

最終更新:2026年7月6日/fondantAI編集部