AIで議事録を作る基本は、「①録音する → ②文字起こしする → ③AIで要約・整形する」の3ステップです。 会議中に必死でメモを取る必要はなくなり、後からAIに要点・決定事項・ToDoを整理してもらえます。この記事では、各ステップの進め方、そのまま使えるプロンプト、そして議事録で失敗しないコツと注意点を解説します。
この記事の要点
- 議事録は「文字起こし」と「要約・整形」を分けると精度が上がる
- 決定事項・ToDo・担当・期限は、プロンプトで明示的に指定して漏れを防ぐ
- 録音・共有には同意と機密の配慮が必要
手順:3ステップ
ステップ1:録音する
会議を録音します。オンライン会議なら録画・録音機能、対面ならスマホの録音アプリで十分です。録音することは参加者に伝え、同意を得てください(無断録音はトラブルのもとです)。
ステップ2:文字起こしする
録音を文字に変換します。文字起こし機能を持つツールを使えば自動でテキスト化できます(ツールにより精度・対応時間・料金は異なるため、用途に合うものを選んでください)。専門用語や社名は誤変換されることがあるので、後で直す前提で進めます。
ステップ3:AIで要約・整形する
文字起こししたテキストをAIに渡し、議事録の形に整えてもらいます。ここで**「何を漏らさず拾ってほしいか」を指定する**のが最大のコツです。
そのまま使える議事録プロンプト
次の会議の文字起こしから、議事録を作成してください。
以下の項目に分けて、箇条書きでまとめてください。
- 会議の目的
- 決定事項
- ToDo(担当者と期限も明記。不明なら「担当未定」と記載)
- 保留・次回への宿題
- その他の重要な発言
事実に基づき、推測は加えないでください。
(ここに文字起こしを貼る)
「ToDoは担当と期限まで」「推測しない」と明示することで、議事録に必要な要素が漏れにくくなります。プロンプトの組み立て方はプロンプトの基本も参考にしてください。
失敗しないコツ
- 決定事項とToDoを最優先で拾わせる:後で見返して価値があるのはこの2つ。項目として明示的に指定する
- 固有名詞は確認する:社名・人名・数字は誤変換・誤要約が起きやすい。ここだけは人が目を通す
- 長い会議は分割する:一度に処理しきれない場合、前半・後半に分けて要約し、最後に統合する
- AIの要約をうのみにしない:発言のニュアンスが変わることがあるため、重要な決定は原文で確認する
注意点:同意と機密
- 録音の同意:参加者に録音を伝え、同意を得る
- 機密情報:外部のAIツールに会議内容を入力してよいかは、職場のルールを確認する
- 共有範囲:議事録に社外秘が含まれる場合、共有先に注意する
便利さと引き換えに情報の扱いが雑にならないよう、この3点は必ず押さえてください。
FAQ
Q. 文字起こしと要約を1つのツールでできますか? A. 両方に対応したツールもあります。ただし精度を上げたいときは「文字起こし」と「要約・整形」を分け、要約は指示を工夫できるAIに任せると調整しやすくなります。
Q. 議事録の精度はどのくらいですか? A. 文字起こしの品質と、要約プロンプトの具体性で大きく変わります。固有名詞と決定事項は人の確認を前提にしてください。
Q. リアルタイムで議事録を作れますか? A. リアルタイム文字起こしに対応したツールもありますが、要約・整形は会議後に行うほうが精度が安定します。
まとめ
- 議事録は「録音→文字起こし→AIで要約・整形」の3ステップ
- 決定事項・ToDo(担当・期限)を明示的に指定して漏れを防ぐ
- 録音の同意・機密の扱いは必ず配慮する
次に読む:プロンプトの基本(型と例)/経理の仕事とAI
※ツールの機能・精度・料金は製品により異なり、変更されることがあります。導入前に各公式で最新情報をご確認ください。
出典
- AI議事録作成の一般的な手順に関する公開情報
最終更新:2026年7月6日/fondantAI編集部