AIモードは、Google検索の中でAIに質問して、まとまった回答を得られる機能です。 日本語に対応していて、日本でも使えます。

普通の検索との違いは、質問を分解して、同時に複数の検索を走らせていることです。これまで3回4回と検索し直していた調べ物が、一度で済むのはそのためです。

この記事の要点

  • 入り口は3つgoogle.com/ai が最短
  • 仕組みはクエリファンアウト=質問を小分けにして同時に検索し、統合する
  • 公式が限界と確かめ方を明記している。鵜呑みにしない前提の機能

AIモードとは何か

公式の説明では、AIモードはGoogleの最も強力なAI検索機能です。何でも質問でき、フォローアップの質問ウェブリンクで深掘りできます。

そして位置づけがはっきり書かれています。

AIモードは、AIによる概要でできることを、より高度な推論と対話方法によって拡張したもの

つまり、「AIによる概要」の上位版という関係です。

「AIによる概要」との違い

何をするか
AIによる概要検索結果の上に、要点と関連リンクのまとめが出る(受け身)
AIモード自分から質問し、追加で聞き返せる。より高度な推論

受け取るだけか、会話できるか。 これがいちばん分かりやすい違いです。

仕組み:質問を小分けにして同時に検索する

公式が名前を付けて説明しています。クエリファンアウトという手法です。

  1. 質問をサブトピックに分割する
  2. それぞれを、複数のデータソースで同時に検索する
  3. 結果を統合して、分かりやすい回答にする

だから、これまで複数回の検索を必要とした質問を一度に投げられます。 公式も、新しい概念の理解や選択肢の比較といった用途を例に挙げています。

この仕組みが分かると、質問の投げ方も変わります。 細切れに聞くのではなく、比較や条件を含んだ一つの質問にしたほうが、この機能の作りに合います。

🔍 編集部の本音 「AIモードは検索の代わり」と身構えるより、複数回ぶんの検索をまとめて投げる場所と捉えたほうが実態に近いです。逆に、一発で答えが決まる調べ物(営業時間、電話番号)は、普通の検索のほうが速いままです。

使い方

入り口は3つ

  1. google.com/ai にアクセスする
  2. www.google.com で検索バーに質問を入力し、[AIモード] をタップする
  3. Googleアプリのホーム画面にある AIモードアイコン をタップする

質問のしかたは3通り

方法操作
テキスト画面下部の [質問する] バーに入力
音声[質問する]バーのマイクアイコンをタップして話す
画像・PDFアイコンからアップロード(ドラッグ&ドロップやコピー&ペーストでも可

PDFを読ませて質問できるのは、意外と知られていません。手元の資料について聞きながら、Web上の情報と突き合わせる使い方ができます。

同じトピックを掘り下げるときも、新しい質問をするときも、同じ[質問する]バーに入力します。検索履歴アイコンから、中断したところに戻ることもできます。

設定について

公式は、快適に使うために**「履歴」と「パーソナライズされたおすすめ表示」を有効にする**ことを案内しています。

無効のままでもAIモードは使えます。 ただし、前回中断したところから再開することはできません

なお、検索とアシスタントがオフになっているWorkspaceのアカウントでは検索履歴が使えません。オンにするにはWorkspace管理者が管理コンソールで行う必要があります。

公式が認めている限界

ここは正直に書かれています。 そのまま紹介します。

  • 他の初期段階のAIプロダクトと同様に、正しい結果が得られない場合がある
  • ウェブコンテンツを誤って解釈したり、コンテキストを認識しないことがある(公式は「これはGoogle検索のどの自動システムでも起こり得る」とも書いています)
  • AIによる回答の品質や有用性に十分な信頼性がない場合、一連のウェブリンクが表示されることがある

3つ目は、AIが自信を持てないときは無理に答えず、リンクを出すという設計です。ハルシネーション(もっともらしい誤り)そのものの仕組みはハルシネーションとは?で解説しています。

公式が示す「確かめ方」3つ

公式ヘルプに、回答を再確認する方法が挙げられています。そのまま実務のチェックリストになります。

  1. 重要な情報は必ず複数の情報源で確認する。 AIが示した情報源のリンクをクリックし、Google検索の他の検索結果も見る
  2. 質問のバリエーションを複数試す。 別の意見を求めたり、詳細を尋ねたりする
  3. 問題があればフィードバックを送る(高評価/低評価アイコン)

2番は特に効きます。 同じことを言い方を変えて聞くと、答えが揺れることがあります。揺れたら、それは確度が低いサインです。

情報の見極め方そのものはAIリテラシーとは?にまとめています。

PR・おすすめValue AI Writer byGMO高品質なSEO記事を生成するAIライティングツール。公式サイトを見る

上位モデル(Gemini 3 Pro)を使う場合

AIモードでは、難しい質問向けに上位モデルを選べます。[質問する]バーのメニューから [Pro] を選択します。

高度な推論に加えて、動的なビジュアルレイアウトによるインタラクティブなツールやシミュレーションに対応します。18歳以上のユーザーは高度な画像生成も行え、公式はインフォグラフィックや図の生成に最適としています。

ただし、条件があります。日本語で使う人は注意してください。

条件内容
言語英語で提供
プランGoogle AI Plus・Google AI Pro・Google AI Ultra の加入者
年齢18歳以上
アカウント自分で管理する個人のGoogleアカウントでログイン
使用量1日ごとの制限あり

日本語で使う場合は、「高速モード」が基本になります。 公式も、高速モードがこれまでどおりほとんどの質問に迅速かつ幅広く対応するとしています。プランの中身はGeminiでできること全ガイドにまとめています。

なお、Search Labs で「AIモード」の試験運用版を有効にすると、新機能を先に試せます。

他のAI検索との使い分け

向いている場面
AIモードGoogle検索の中で、複数回ぶんの調べ物をまとめて済ませたい
Geminiのディープリサーチ調査してレポートの形にまとめたい
Perplexity出典つきの回答を軸に、調べ物と裏取りを往復したい

FAQ

Q. 日本語で使えますか? A. 使えます。AIモードは日本を含む多数の国で提供され、日本語に対応しています。ただし上位モデル(Gemini 3 Pro)は英語提供です。

Q. 無料で使えますか? A. AIモード自体はGoogle検索の機能として使えます。上位モデルのGemini 3 Proは、Google AI Plus・Pro・Ultraの加入者向けです。

Q. AIによる概要と何が違いますか? A. AIモードは、AIによる概要をより高度な推論と対話方法で拡張したものです。自分から質問し、追加で聞き返せる点が大きな違いです。

Q. なぜ一度の質問で幅広く答えられるのですか? A. クエリファンアウトという手法で、質問をサブトピックに分割し、それぞれを同時に検索して、結果を統合しているためです。

Q. PDFを読ませられますか? A. できます。画像やPDFをアップロードして質問でき、ドラッグ&ドロップやコピー&ペーストでも渡せます。

Q. 回答は信用していいですか? A. 公式が正しい結果が得られない場合があると明記しています。重要な情報は複数の情報源で確認し、示された情報源のリンクを開いて確かめてください。

Q. 履歴をオフにしていても使えますか? A. 使えます。ただし前回中断したところから再開することはできません

まとめ

  • AIモードはGoogle検索の中のAI検索。日本語対応、入り口は3つ
  • 仕組みはクエリファンアウト(質問を分割して同時検索→統合)
  • AIによる概要の拡張版。受け取るだけでなく聞き返せる
  • テキスト・音声・画像・PDFで質問できる
  • 公式が限界を明記複数の情報源で確認・質問を変えて試すのが確かめ方
  • 上位モデルは英語・有料プラン・18歳以上・1日制限つき。日本語では高速モードが基本

次に読む:Geminiでできること全ガイドAI学習は何から始める?


※提供状況・機能は変更されることがあります。最新の情報はGoogleの公式ヘルプでご確認ください。

出典

最終更新:2026年8月12日/fondantAI編集部