Google Flowを使うには、3つの条件をすべて満たす必要があります。

18歳以上であること、サポート対象地域に居住していること、そして Google AI Plus / Pro / Ultra のいずれかに登録していること。

そして、対象のWorkspaceプランを使っている場合は、追加料金なしで毎日50クレジットが付与されます。 個人で契約する前に、会社のプランを確認する価値があります。

この記事の要点

  • 条件は18歳以上・対象地域・有料プラン
  • Workspaceの対象プランなら追加料金なし(毎日50クレジット)
  • 失敗した生成は課金されない

使える条件

条件内容
年齢18歳以上(年齢が確認済みであること)
地域Flowのサポート対象地域に居住していること
プランGoogle AI Plus、Google AI Pro、Google AI Ultra のいずれかに登録

サポート対象外の地域では、VPNでアクセスを有効にすることはできません。 公式が明記しています。登録する前に、対象地域の一覧を確認してください。

プランによる違い

プラン内容
Pro最新のGemini Omni Flashモデルを含む全機能。クレジット不足時は追加購入
UltraProの特典に加えて追加クレジット最新の試験運用版モデルと高度な機能への早期アクセス
対象のWorkspace追加料金なしで利用可能。毎日50クレジット

Workspaceの対象プランは、Business Starter / Standard / Plus、Enterprise Starter / Standard / Plus、G Suite Legacy Free Edition、Education Standard / Plus、Google AI Pro for Education です。

ブラウザの条件

Chromiumベースのブラウザ(Google Chrome、Edge)での利用が推奨されています。

他のブラウザやモバイルデバイスでも動作しますが、完全には最適化されていません。 公式は、サポートされていないブラウザでは不具合や予期しない動作が発生する可能性があると注記しています。

最も強力な編集機能はパソコンで利用できます。

クレジットの仕組み

項目内容
費用モデルによって違い、頻繁に変更される。設定で最新の費用を確認できる
失敗した生成課金されない
レート制限1日に大量の生成を行うと、1分間に生成できる回数が減少する

2行目は安心材料です。 生成に失敗してもクレジットは減りません。

3行目は、まとめて作業する場合に効いてきます。 短時間に大量生成すると、速度が落ちます。

モデルは2段階(Fast、Quality)で提供されており、選択したモデルで使えない機能を使おうとすると、互換モデルに自動で切り替わります。 確定前に、設定でモデルとクレジット費用を確認できます。

動画の作り方

2つの方法があります。

エージェントを使う

  1. プロジェクトを開く(または新規作成)
  2. プロンプトボックスで**[エージェント]をオンにする**
  3. シーンを詳しく説明する(被写体、アクション、環境、照明、スタイル
  4. [生成] をクリック

エージェントには、複数のバリエーションをまとめて依頼できます。

例:「この動画の照明を変えたバリエーションを 5 つ提案して。」

標準のプロンプトボックスを使う

  1. プロジェクトを開く
  2. プロンプトボックスにシーンを詳しく入力する
  3. モデル名をクリックする(既定は Nano Banana Pro
  4. [動画] をクリック
  5. 設定を選ぶ(アスペクト比/出力数/モデル/生成の長さ)
  6. [生成] をクリック

一貫性を保つ3つの方法

このツールの中心的な機能です。 クリップをまたいで、同じキャラクター・同じ声を維持できます。

①素材(参照画像)

クリップ間で、キャラクターや主要オブジェクトに同じ画像を使えます。

  • モデル名 →[動画] → [素材]
  • 参照画像・参照動画をドラッグ、または「@」でアップロード済みのアセットを検索
  • テキストプロンプトで、その素材がどう参照されるかを説明する

公式のベストプラクティス

  • 参照画像は単色の背景、またはセグメント化された背景で被写体・商品を指定する
  • 場所とスタイルの参照画像に、余計な被写体を含めない
  • テキストプロンプトは視覚的入力を補完する内容にし、指示が矛盾しないようにする

②キャラクター(@)

プロンプトに「@」と入力し、続けてキャラクター名を入力します。

例:@CaptainZoro が未来都市を歩いている。

「@me」と入力すると、自分のアバターを追加できます。

③声(@Voice)

複数のクリップで同じ声を維持できます。

  • モデル名 → [Omni Flash] → [動画] → [素材]
  • 追加アイコン → [声] → 選択(10秒のサンプルをプレビューできます
  • プロンプトで @Voice: Andrew のように指定

カスタム音声も作れます。 ベース音声を選び、名前を付け、**「ニューヨークのアクセントで、少しかすれた声にして」**のように音声パフォーマンスを説明します。8秒のサンプルでプレビューできます。

⚠️ 制限があります。

声参照を追加できるのは、素材を使用する動画生成のみです。それ以外の種類の生成では、エラーが発生します。

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フレームで始点と終点を決める

開始フレームと終了フレームを指定できます。

  • トランジションの作成
  • 画像のアニメーション化
  • 特定の画像で始まり、特定の画像で終わる動画の生成

モデル名 → [動画] → [フレーム] から、画像を「開始フレームを追加」「終了フレームを追加」にドラッグします。フレーム間で適用するアクションやトランジションを、テキストで説明します。

🔍 編集部の本音 動画生成ツールで実務的に困るのは、クリップごとにキャラクターの顔が変わることでした。Flowは、そこに素材・キャラクター・声という3つの参照を用意しています。「1本の長い動画」でなく「一貫したクリップの集合」を作る道具と考えると、位置づけが分かりやすいと思います。

透かしの扱い

商用利用を検討する場合、ここが判断材料になります。

対象透かし
VeoやImagenで生成したすべての出力SynthIDの目に見えない透かし
Google One の Free / Plus / Pro で生成した動画Veoで作成されたことを示す、目に見える透かし
Google One Ultra で生成した動画現地の規制で義務付けられている場合に目に見える透かし

Plus / Pro で生成した動画には、目に見える透かしが入ります。 商用の用途で使う場合、この点を先に確認してください。

権利の考え方は生成AIと著作権、生成物を使う前の確認手順はAIの画像生成で権利侵害を避ける確認手順にまとめています。

使うときの注意

  • ユーザーポリシーがあります。有害・違法・不適切なコンテンツの生成は禁止されています
  • 未成年者と人物写真のアップロードには保護対策が講じられており、一部のクエリは生成されない場合があります
  • 生成されたコンテンツが表示されない場合、ページの更新を試すよう案内されています

FAQ

Q. Google Flowは無料で使えますか?

A. 使えません。 Google AI Plus、Google AI Pro、Google AI Ultra のいずれかへの登録が必要です。ただし対象のWorkspaceプランを使っている場合は、追加料金なしで毎日50クレジットが付与されます。

Q. 日本から使えますか?

A. サポート対象地域に居住していることが条件です。対象地域の一覧は公式で確認してください。サポート対象外の地域では、VPNでアクセスを有効にすることはできません。

Q. 生成に失敗したらクレジットは減りますか?

A. 減りません。 公式に「失敗した生成のクレジットは課金されません」と明記されています。

Q. キャラクターの見た目を統一できますか?

A. 素材(参照画像)とキャラクター(@)で統一できます。 参照画像は、単色またはセグメント化された背景で被写体を指定するのが公式の推奨です。

Q. 声も統一できますか?

A. @Voice で統一できます(Omni Flashモデル)。カスタム音声も作成できます。ただし声参照を使えるのは「素材を使用する動画生成」のみで、それ以外ではエラーになります。

Q. 生成した動画に透かしは入りますか?

A. すべての出力にSynthIDの目に見えない透かしが入ります。 さらに Free / Plus / Pro で生成した動画には目に見える透かしが入ります。Ultraでは、現地の規制で義務付けられている場合に入ります。

まとめ

  • 条件は①18歳以上 ②サポート対象地域 ③Google AI Plus / Pro / Ultra
  • 対象のWorkspaceプランなら追加料金なし・毎日50クレジット
  • VPNでは対象外地域からアクセスできない
  • 失敗した生成は課金されない。 ただし1日に大量生成すると1分あたりの回数が減る
  • 一貫性は**素材・キャラクター(@)・声(@Voice)**の3つで保つ
  • 声参照は「素材を使う動画生成」でのみ使える
  • Free / Plus / Pro の動画には目に見える透かしが入る

動画生成ツールの比較は動画生成AI比較、Gemini本体での動画作成はGeminiで動画を作る方法、企画・構成の作り方はAIで動画の企画・構成を作る方法にまとめています。