NotebookLMの上限は、1つのソースにつき50万語、ファイルサイズ200MB、そして無料ユーザーはソース50個までです。
ただし、つまずくのは容量ではありません。「入れたつもりで入っていない」もののほうです。 脚注、コメント、Webページの画像、字幕のないYouTube動画——公式に「インポートされない」と明記されています。
この記事の要点
- 上限は1ソース50万語/200MB/無料は50ソース
- 脚注・コメントは入らない。Webページはテキストのみ
- YouTubeは字幕がないと読み込めない
⚠️ 以下は2026年8月12日にGoogle公式ヘルプ(パソコン版)で確認した内容です。モバイルアプリでは機能が制限されている場合があると注記されています。
読み込めるものの全一覧
公式に挙げられているソースの種類です。
| 種類 | 補足 |
|---|---|
| PDF(pdf) | URLから読み込んだPDFもPDFソースとして扱われる |
| Word(docx) | |
| PowerPoint(pptx) | |
| テキスト(txt)・マークダウン(md) | |
| CSV(csv) | |
| ePub | |
| Googleドキュメント | ドライブから同期 |
| Googleスライド | 最大100枚のスライド |
| Googleスプレッドシート | 現時点で10万トークンに制限 |
| 画像 | avif、bmp、gif、heic、heif、ico、jp2、jpe、jpeg、jpg、png、tif、tiff、webp |
| 音声ファイル | MP3、WAVなど |
| ウェブURL | テキストのみ |
| YouTube動画のURL | 公開+字幕付きのみ |
| コピーして貼り付けたテキスト | タイトルを付けられる |
| Geminiチャット | Geminiでの会話をノートブックの文脈として追加 |
画像については、公式に「現時点では特定の種類の画像が正常に機能しない可能性がある」と注記があります。 形式が一覧にあっても、必ず読めるとは限りません。
上限は3つある
| 項目 | 上限 |
|---|---|
| 1つのソースの語数 | 最大500,000語 |
| ファイルサイズ | 200MBまで |
| ソースの数 | 最大50個(無料ユーザーの場合) |
50万語は、かなりの分量です。 一般的な書籍を大きく超えるので、通常の業務資料で語数に引っかかることはあまりないはずです。
現実に効いてくるのは、ソースの数のほうです。
無効なソースも数に入る
ここは見落としやすい仕様です。
公式にこう書かれています。無効なソースはソースの上限にカウントされますが、ノートブックのどこからも参照できません。
つまり、アクセス権を失ったドライブのファイルや削除されたファイルは、**「使えないのに枠だけ埋める」**状態になります。
- アクセスできないファイルは、チャットで参照されません
- 画像やスライドの生成時にも参照されません
50個に近づいたら、まず無効なソースを削除してください。 リンクからアクセスをリクエストするか、ソースリストから削除できます。
「入れたのに反映されない」の原因
形式が対応していても、中身の一部は入りません。 ここが実務で最も効く部分です。
Googleドキュメント・スプレッドシート
| 入らないもの | 詳細 |
|---|---|
| 脚注 | 公式に「インポートされません」と明記 |
| コメント | 同上 |
レビュー履歴をコメントで残している資料は要注意です。 議論の経緯はコメント欄にある、という文書は珍しくありません。それは読まれていません。
また、複数のタブがある場合は、1つのソースからのデータとして取り込まれます。 タブごとに分かれるわけではありません。
Webページ
- HTMLのテキストコンテンツのみがスクレイピングされます
- 画像・埋め込み動画・ネストされたウェブページはインポートされません
- ペイウォールがあるページはサポートされていません
図で説明しているページを読ませても、図は入りません。 図表が本体の資料は、PDFや画像として別に入れる必要があります。
なお、複数のURLをまとめて入れる場合は、スペースまたは改行で区切ります。
YouTube動画
条件が4つあります。
- 公開されている動画であること
- 字幕が付いていること(ユーザーがアップロードしたものでも、自動生成でも可)
- アップロードから72時間が経過していること(それ未満はインポートできない場合がある)
- 発話が含まれていること(無発話の動画は非対応)
そして、入るのは「テキスト文字起こし部分のみ」です。 映像の中身は読み込まれません。
新しい動画をすぐ読ませようとして失敗するのは、3つ目の72時間が理由であることがあります。
ドライブの音声ファイル
公式に「ドライブからの音声ファイルのインポートはサポートされていません」と明記されています。
音声を使いたい場合は、直接アップロードしてください。ドライブ経由では入りません。
PR・おすすめValue AI Writer byGMO高品質なSEO記事を生成するAIライティングツール。公式サイトを見る🔍 編集部の本音 この手のツールは「対応形式の一覧」だけ見て判断しがちですが、実際の事故は制限事項のほうで起きます。 脚注が入らない、図が入らない、コメントが入らない——入っていないことに気づかないまま、AIの回答を信じてしまうのがいちばん怖い。読み込ませたあと、要点が拾えているか一度確認してください。
ドライブ連携の挙動
Googleドライブから読み込んだソースは、自動で同期されます。
- 数分ごとに同期される
- 元のドキュメントの変更は、ノートブックを開くと自動的に更新される
- 手動更新もできる(ソースを開いて [クリックしてGoogleドライブと同期])
更新される資料を扱うなら、ドライブ経由が有利です。 アップロードしたファイルは、その時点のコピーになります。
ただし条件があります。インポートできるのは、閲覧権限かそれ以上の権限があるファイルのみです。そしてアクセス権を失うと、ソースとして使えなくなります(前述のとおり、枠は消費されたままです)。
なお、ノートブック側からドライブの元ファイルを削除・編集することはできません。 表示のされ方が元ファイルと違って見えることはありますが、元のファイル形式は変更されません。
使う前に確認すること
公式に「権利がないドキュメントをアップロードしないでください」というヒントがあります。
- 社内資料を入れてよいか(判断軸はAIに社内情報を入れていい?)
- 他社の資料や有料コンテンツの扱い(生成AIと著作権)
特にPDFは、出所を意識せずに入れてしまいがちです。 手元にあるからといって、渡してよいとは限りません。
FAQ
Q. 無料だと何個まで読み込めますか? A. 最大50個です(無料ユーザーの場合)。有料プランの上限は別途案内があるため、公式でご確認ください。
Q. 大きなPDFは入りますか? A. 200MBまで、かつ1ソース50万語までです。分量の多い資料でも、通常はこの範囲に収まります。
Q. Webページを入れたのに、内容が薄いです。 A. テキストのみが取り込まれるためです。 画像・埋め込み動画・リンク先のページは入りません。ペイウォールのあるページも非対応です。
Q. YouTube動画が読み込めません。 A. 字幕の有無を確認してください。 字幕付きの公開動画のみ対応です。また、アップロードから72時間未満の動画は読み込めない場合があります。発話のない動画も対象外です。
Q. Googleドキュメントのコメントは読まれますか? A. 読まれません。 脚注も同様です。議論の経緯がコメントにある場合は、本文に転記してから読ませてください。
Q. ソースの数が上限なのに、使っていないものが多い気がします。 A. 無効なソースも上限にカウントされます。 アクセスできなくなったドライブのファイルが枠を消費している可能性があります。ソースリストから削除してください。
Q. ヘルプに「Gemini Notebook」と書かれていますが、NotebookLMとは別物ですか? A. 公式ヘルプの本文では「Gemini Notebook」と表記されています(ヘルプセンターの名称は「NotebookLM ヘルプ」のままです)。名称の扱いについて公式の説明は確認できていないため、当サイトでは断定を避けています。機能の説明は同じページにまとめられています。
まとめ
- 上限は1ソース50万語/200MB/無料は50個
- 無効なソースも上限にカウントされる。使えないのに枠を消費する
- 脚注・コメントはインポートされない。複数タブは1ソース扱い
- Webページはテキストのみ。画像・埋め込み動画・ペイウォールは不可
- YouTubeは公開+字幕付き+72時間経過+発話ありが条件。入るのは文字起こしのみ
- ドライブの音声ファイルはインポート不可。直接アップロードする
- ドライブ連携は数分ごとに自動同期。閲覧権限以上が必要
次に読む:NotebookLMでできること全ガイド/Geminiでできること全ガイド
※仕様は変更されることがあります。最新の情報はGoogleの公式ヘルプでご確認ください。
出典
- Google公式ヘルプ「ノートブックの新しいソースを追加または検索する(パソコン)」(2026年8月12日確認)
最終更新:2026年8月12日/fondantAI編集部
