まず名前の話です。 発表時は「Deep Research」でしたが、**現在の公式ヘルプでは「Research」**と表記されています。
中身は、数十回の検索を行い、数百のソースを読み、推論して、レポートを自動で作る機能です。 そして無料でも限られた範囲で使えます。
この記事の要点
- 数十回の検索・数百のソースから自律的にレポートを作る
- 無料ユーザーも限られたアクセスが可能
- モデルは選べない(自動選択)
⚠️ 以下は2026年8月13日にPerplexity公式で確認した内容です。参照したページは英語のため、訳は編集部によるものです。
何をするのか
公式の説明はこうです。
数十回の検索を行い、数百のソースを読み、材料について推論して、自律的に包括的なレポートを提供する
所要時間についても記載があります。 ほとんどの調査タスクを3分未満で完了する一方、回答の生成には4〜5分程度かかる場合があるとされています。
「調べて、まとめて、書く」までを一度に任せる機能だと考えてください。
3段階で動く
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| ① Research with reasoning | 検索とコーディングの機能を用いて反復的に検索し、文書を読み、次の手順について推論する。対象領域について学ぶにつれて、調査計画を洗練させる |
| ② Report writing | ソース資料を評価した後、すべての調査を明確で包括的なレポートに統合する |
| ③ Export & Share | 最終レポートをPDFまたはドキュメントにエクスポート、あるいはPerplexity Pageに変換して共有 |
①の「調査計画を洗練させる」が特徴です。 最初に立てた検索方針のまま進むのではなく、読みながら方針を変える設計になっています。
🔍 編集部の本音 この手の機能で見るべきは、出てきたレポートより、途中で何を読んだかだと思います。数百のソースを読んだと言われても、その中身が偏っていれば結論も偏ります。 出典を必ず開いてください。とくに日本語の情報が少ないテーマでは、英語圏の記事に寄る可能性があります。
使い方
モバイル・Webブラウザ・Macアプリで、検索ボックスの「モードセレクタ」から「Research」を選びます。
公式が挙げている用途
- 金融
- マーケティング
- テクノロジー
- 時事
- 健康
- 伝記
- 旅行計画
「専門家レベルの分析」を要する複雑な主題に向くとされています。逆に言えば、短く答えが出る質問には過剰です。
使える条件
| ユーザー | アクセス |
|---|---|
| 無料ユーザー | 限られたアクセス |
| Perplexity Pro | 拡張されたアクセス |
無料でも試せるのがこの機能の特徴です。
発表当初(2025年2月)のブログでは、「すべての人に無料で提供する」「Proサブスクライバーは大量のクエリを受け取り、非サブスクライバーは1日あたり限られた数の回答にアクセスできる」と説明されていました。 現在のヘルプでも、無料枠がある点は変わっていません。
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公式に明記されています。
Researchは複雑なトピックの詳細なレポートを生成するために、特定のモデルの組み合わせを使用します。このモードは自動的に最適なものを選択します。
「どのモデルで調べるか」を指定できない設計です。
これは長所にも短所にもなります。 選ぶ手間がない一方、モデルによる結果の違いを試すことができません。
他の調査機能と比べる
同じ「調べてレポートを作る」でも、性格が違います。
| 情報源 | 提供条件 | |
|---|---|---|
| Perplexity Research | Web(数百のソース) | 無料枠あり/Proで拡張 |
| Copilot Researcher | Web+職場のファイル・メール・会議・チャット | Premiumまたはアドオンライセンス+管理者の有効化 |
| ChatGPTのDeep Research | Web | — |
最大の違いは、社内データを見られるかどうかです。 Copilotは職場のファイルやメールまで含めて調べられます。Perplexityは公開情報が中心です。
逆に言えば、Perplexityは会社の許可なしに試せます。 導入のハードルはこちらが低い。
なお、社内の情報を扱う場合は、どのツールでも事前確認が必要です。 判断軸はAIに社内情報を入れていい?にまとめています。
Perplexity全体の機能はPerplexityでできること全ガイド、ブラウザ側の機能はPerplexityのCometをどうぞ。
実務での使いどころ
| 場面 | 向き・不向き |
|---|---|
| 市場や競合を広く調べる | 向く。複数ソースの横断が得意 |
| 社内向けの調査レポートを作る | 向く。PDFで書き出せる |
| 短い事実確認 | 不向き。時間がかかりすぎる |
| 社内データを含む分析 | 不向き(公開情報が中心) |
| 最新の一次情報の確認 | 要注意。必ず出典を開く |
経営企画のように「調べて整理する」仕事との相性がよい領域です(経営企画の仕事はAIでどう変わる?)。
ただし、出典の確認は省かないでください。 レポートの形が整っているほど、中身を疑いにくくなります。
FAQ
Q. Deep ResearchとResearchは違うものですか? A. **公式ヘルプの現行表記は「Research」**です。発表当初(2025年2月)は「Deep Research」の名称で提供されていました。改称の経緯について公式の説明は確認できていないため、当サイトでは断定を避けています。
Q. 無料で使えますか? A. 使えます。 公式に「無料ユーザーは限られたアクセスが得られる」と記載されています。より多く必要な場合はPerplexity Proで拡張されたアクセスが得られます。
Q. どれくらい時間がかかりますか? A. ほとんどの調査タスクは3分未満で完了するとされていますが、回答の生成には4〜5分程度かかる場合があると記載されています。
Q. モデルを選べますか? A. 選べません。 「特定のモデルの組み合わせを使用し、自動的に最適なものを選択する」と明記されています。
Q. レポートは持ち出せますか? A. PDFまたはドキュメントにエクスポートできます。Perplexity Pageに変換して共有することも可能です。
Q. 社内の資料も一緒に調べられますか? A. 公開情報が中心の機能です。 社内のファイルやメールまで含めて調べたい場合は、そうした連携を持つ他社の機能を検討することになります。
Q. 中立の立場で「使わなくていい」と言うこともありますか? A. あります。短い事実確認なら、通常の検索のほうが速いです。当サイトはAIツールを運営しておらず、提携の有無で評価を変えていません。数分待ってでも広く調べたいときに使う機能です。
まとめ
- 発表時の名称はDeep Research、現行ヘルプではResearch
- 数十回の検索・数百のソースを読み、自律的にレポートを作る
- 調査計画を進めながら洗練させる設計
- ほとんどの調査は3分未満、生成に4〜5分かかる場合あり
- 無料ユーザーも限られたアクセスが可能。Proで拡張
- モデルは選べない(自動選択)
- PDF・ドキュメント・Perplexity Pageで書き出せる
- 社内データは対象外。出典は必ず開く
次に読む:Perplexityでできること全ガイド/AIに社内情報を入れていい?
※仕様は変更されることがあります。最新の情報はPerplexityの公式ヘルプでご確認ください。参照ページは英語のため、重要な判断をする場合は原文もあわせてご確認ください。
出典
- Perplexity公式ヘルプ「What is Research mode?」(2026年8月13日確認)
- Perplexity公式ブログ「Introducing Perplexity Deep Research」(2026年8月13日確認)
最終更新:2026年8月13日/fondantAI編集部
